カンテラ

暗闇の中の灯りは本来なら安堵するものなのに、明るさをもたらした人物の顔が照らされると小さな王子は身を固くするしかなかった。「かくれんぼも大概になさいませんと」柔らかい言葉の陰の獣のような残酷さを王子はひしひしと感じた。これ以上は逃げられない。諦めるのか。諦めるしかないのか。

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